|
8時間目:驚愕の真実? |
||
|
|
「やぁ、みんな」 |
|
|
「……」 |
|
|
|
|
「今日はついに『第四楽章 枝垂猫のピアチェーヴォレ』の発売日だねぇ」 |
|
|
「……」 |
|
|
|
|
「後からみんなで買いに行かなくっちゃね!」 |
|
|
「……もう買いました」 |
|
|
|
|
「あっ、そうなんだ」 |
|
|
「……」 |
|
|
|
|
「あれ?ど、どうしたの。今日はなんだか暗いよ?」 |
|
|
「第四楽章なんですけど……みんなで協力して買ったら、全部揃っちゃいまして……」 |
|
|

|
|
「えっ!発売したばっかりなのに?すごいねぇ!」 |
|
|
「物語を拝読させていただいていたんですが、 |
|
|
|
|
「ふーん、そうなんだぁ。だからみんな静まり返っていたのか……どれどれ」 |

|
「どの辺が衝撃的だったの?」 |
|
|
|
|
「まずはコレです! |
|
|
「えっ?」 |
|

|
|
「藤凪先生が武器を持って闘っているんです」 |
|
|
「しかもすごく強いし」 |
|
|
|
|
「千世せんせーはねぇ~。 |

|
「陽井先輩!能天気に鼻の下を伸ばしている場合じゃないです!」 |
|
|
|
|
「そうですわっ! |
|
|
「なになに……わっ。ホントだ。しかもコレ、複数人をほぼ秒殺しちゃってるね」 |
|
|
|
|
「いえ『殺してない』って書いてありますから」 |
|
|
「自分に殺人させないで下さいよ、先生」 |
|
|
|
|
「でも思い返せば、藤凪先生は第二楽章でも |

|
「そうそう!あのシーンもカッコ良かったなぁ! |
|
|
|
|
「ちょ、ちょっと私が助からなければ良かったって言うの、雨祭!」 |
|
|
「だってー、ハノハノは銀のライオンなんだから |
|
|
|
|
「そんな事ないわよっ!あの時は……私だって怖かったんだから」 |
|
|
「はいはい。ノロケはそれくらいにしておいて、話を続けましょう」 |
|
|
|
|
「ちょっと待ったーっ!!」 |

|
「あ、聖知?」 |
|
|
|
|
「ほにいちゃん!なによこれ! |
|
|
「なっ!と、ととと、年増!?」 |
|
|
|
|
「ええっと……あなたは?」 |
|
|
「この子は藤凪聖知。僕の従妹なんだ」 |
|
|
|
|
「でもさっき『お兄ちゃん』って言ってたような……」 |
|
|
「うふふ!ほにいちゃんはわたしのお兄ちゃんなんだよ~! |
|

|
|
「まだ高校生のボク達を年増呼ばわりとは……」 |
|
|
「ええのぅ、若者は……怖いもの知らずで。 |
|
|
|
|
「は、陽井先輩?またお婆さん言葉に戻ってますよ」 |
|
|
「で、どうしたんですか?何かほにいちゃんの事、色々と話してたみたいですけど?」 |
|
|
|
|
「実は今日発売された第四楽章のシナリオにね……」 |
|
|
「ん?どれどれ……ふむふむぅ」 |
|
|
|
|
「ご、ゴクリっ……」 |
|
|
「そ、そんな嘘、え、ど、どういう意味、 |
|
|
|
|
「わー!聖知!どうしたの!?」 |
|
|
「気絶しちゃった……やっぱりこうなりますよね」 |
|
|
|
|
「だな……」 |
|
|
「ど、どういう事?一体、第四楽章には何が書かれてあるんだ!?」 |
|
|
|
|
「じ、実はですね……」 |
|
|
「待ちなさい」 |
|

|
|
「誰!?誰、この美女!?」 |
|
|
「もうさっきから次から次へと何なんですの!?」 |
|

|
|
「うっほーーーーいっ!!!美人さんの登場じゃーーーいっ!」 |
|
|
「ええいもう、このタイミングでまた邪魔者が! |
|
|
|
|
「はい!てええーーいっ!」 |

|
「そこからの説明は不可能よ、私が許さないわ」 |
|
|
|
|
「あっ……貴女は……!」 |
|
|
「第四楽章を読んで知った事実。 |
|
|
|
|
「く、詳しい者……?」 |
|
|
「みんな困っているわよ?黙っていないで何か言ってあげたら?」 |
|
|
|
|
「……うん。ごめんね、みんな」 |
登場キャラクター:藤凪千世(ふじなぎ ちとせ)、仁備波音(にび はのん)、
夕木沙希(ゆうぎ さき)、宮土灯呼(みやど とうこ)、陽井雨祭(はるい あまつり)、
架月優磨(かげつ ゆま)、藤凪聖知(ふじなぎ せしる)、寿無ノルン(ことなし のるん)、
野咲凱哉(のざき がいや)、白亜十祈(はくあ とき)